スーパーマリオ オデッセイをコンプ!長い旅だった。
ついに!スーパーマリオ オデッセイをコンプした。
このゲームは発売日が2017年の夏ごろだったのだが、直ぐ購入したので、足掛け4年以上かかっていることになる。
コンプしてみてわかったのだが、開発者は大きく3段階の難易度を設定したようだ。
第1段階は最初のエンディングを見るまで。これはすごく簡単で、あっさりと終わってしまうため、いまいちのめり込むことができなかったのだが、いろいろなシーンや、多彩な返信、素晴らしいエンディングへの盛り上がりまでを誰でも楽しむことができる。ただ難易度的に比較的ゲーム歴の長い私には、少々物足りなく感じた。
第2段階はムーンという収集アイテムをすべて集めること。
ムーンというのは、これまでのマリオでいうところのスターみたいなもので、これを取ることで、探索できるエリアが広がっていくのだが、膨大な量が配置されており、結局900個くらい存在することが分かった。
中には適当に歩いていると落ちているだけのようなものもあるのだが、これは最初のエンディングを見るために必要なムーンを集めるためのムーンのようで、隠れているものまで集め始めるとなかなか歯ごたえがあるものが多く、結果として多彩な箱庭世界をみっちり探索させてもらえることになる。
各エリア毎に何個のムーンが存在しているかは、エリアによって異なり1つだけのエリアもあれば100個ほど隠れているエリアもある。いくつのムーンが残っているかは、ステージ毎にわかるようになっている。
隠されたムーンはあまりにも多いので、それぞれのムーンにお題というかタイトルみたいのがついており、見つけ方の簡単な一言ヒントみたいな文言が与えられる。それを元に探していくのだが、このヒントが絶妙に難しく、かなりの自力探索が必要となる。
結果として探索や謎解き、高難度アクションをたっぷり楽しめるようになっており、この第二段階までのエンドまでコンプすればもう大抵のゲーマーと満足だろう。
そして第三段階、最後のダメ押しのエンドは、エキスパートプレイヤー向けの高難度ステージだ。これが開発陣が考えた本当のラストステージだということだろう。一本道の長いアスレチックステージであり、ワンミスすると、最初からやり直しという任天堂のアクションらしい、人の心を挫く仕様だ。好きな人はぜひここまで調整してみてほしい。
そんなわけで、これらの3段階の調整の1つを終えるごとにひとまず満足して、プレイを中止、時間ができた時に再開するようなことをしていため、4年以上もかかってしまったというわけだ。
だけど、面白かった。
とても長くプレイしたので、プレイし終えた今、満足感と、本当に長い旅が終わったようなノスタルジーを感じている。最高だったよ。
・クリアまでのプレイ時間 150時間くらい?
・私的評価 傑作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)