ゲーム制覇記録

ゲーム制覇記録

名作を味わいつつ、自己の地平を広げるため次の制約を課す 一つ 古今東西のあらゆる名作をプレイする 二つ オリジナルをプレイする 三つ 発売順にプレイする 四つ クリアできなければレビューしない 五つ 説明書以外のヒントは見ない 六つ バランスを壊す裏技は使わない

スターフォックス アサルトを制覇! 

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タイトル画面

先日、ゲームキューブスターフォックス アドベンチャーを制覇したことに続き、スターフォックス アサルトをクリアした!難易度はまずはシルバーで行った。

このゲーム。クリアするだけなら簡単である。

基本的に、製作者の狙いとしては、ストーリーをクリアしてエンディングまで楽しむのは、だれでもできる難易度で、それこそ小学生低学年でもできるようにして、それからのやりこみ要素で、繰り返しトライして貰うことを狙っているようだ。

ゲーム全編にわたって、味方もよくしゃべり、次から次へと何かが起こるため、ストーリー・演出についていくだけで最後まで行きつくようになっている。

演出はよくできていてB級アニメみたいで面白い。仲間と一緒に戦っている雰囲気が良く出ており、とても楽しい。スターフォックスの根強いファンが多いのもよくわかる出来栄えだ。

また、おなじみの戦闘機・アーウィンだけでなく戦車型のランドマスターや生身のフォックスがブラスターやミサイルランチャーのような武器で戦う白兵戦もあるのだが、白兵戦の途中で、自由にランドマスターアーウィンに乗り換えたりすることもできる。

乗り換えもとてもスムーズで、楽しい。なんかおもちゃで遊んでいる感覚だ。

例えば、フォックスが白兵戦をして惑星探索している最中に上空の見方がピンチになり、直ぐにアーウィンランドマスターのところまで行って兵器で応戦する、、みたいなことが自由にできるようになっており、またその必要もあり、わちゃわちゃと忙しいのだが、空中で戦闘をしているアーウィンを着陸させて、地上に降り立ち、ブラスターで戦闘してから、またアーウィンに乗り、上空へ、、等シームレスに行うことができるというのは、なかなか凄い作りのゲームだと思う。

なお、わざわざ兵器に乗り込まなくても、ミサイルランチャー等で飛行している敵兵器を破壊することもできる。

ゲームには、上記のような箱庭空間を、自由に動けるモードと、いわゆるレールシューティング的なプレイがあり、これから入れ代わり立ち代わり行われる。

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白兵戦をしている基地からアーウィンに飛びのったところ。シームレスで凄い。

レールシューティングはアーウィンで戦うモードと、味方戦闘機の羽に生身で乗って戦うモードがあるのだが、これもなかなか面白い。死ぬ・死なないよりは、できるだけ多くの敵機を破壊し、できればコンプすることを狙うスコアアタック的なゲームデザインだ。

このモードでは背景や敵戦艦等が登場したりして、やたらかっこよく、従来からのファンにとっての「これぞ、スターフォックス!」という感じだと思う。このモードはかなり楽しいので、もっとステージが多ければよかったと思う。

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レースシューティングのステージ。これぞスターフォックス

ゲームのプレイ感覚は、難易度がそんなに高くなく、箱庭の中を探索したり兵器にのったりと、ひどく忙しい感じで、わちゃわちゃしている間にクリアしちゃった、みたいな感じがある。

特に繰り返しプレイを狙いとしていることから、ゆっくりと戦っていると、仲間から「早くしろ!」みたいなことを言われたり、時間内に連続して撃墜するとコンボボーナスがあったり、クリア時間に応じてスコアボーナスがあり、余計に忙しい感じで、1プレイだと消化不良感が残る気がした。

しかし、繰り返し・やりこみプレイとして、ブロンズ・シルバー・ゴールドの難易度があり、それぞれ一定のスコアを超えると、勲章のようなものがゲットできるので、繰り返しプレイして、勲章をコンプするのが開発側が狙った遊び方だろう。実際コンプを目指して繰り返しプレイするのが面白い!

また、このゲーム、開発はナムコということだが、色んなところにナムコのゲームでお馴染みのスペシャルフラッグが隠されており、それを集めるのもやりこみ要素になっている。また各面は一度クリアすると、ステージセレクトできるようになり、やり込みがしやすくなっている。

また、かなり充実した画面分割によるマルチプレイが用意されており、そこでも兵器の乗り降りをしたりして、戦うことができるようだ。残念だが、2021年現在、私はマルチプレイを楽しめる家庭環境ではないが、マルチプレイの評価はかなり高い。当時の子供たちにとっては、凄かっただろう。

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マルチプレイの画面。アーウィンから降りることもできるようだ。当時はさぞ面白かったことだろう。

また、シングルプレイだけを期待していた筋には、このゲームは発売当時は、賛否が分かれる面があったようだ。前作がかなりの名作だっただけに、変化を受け入れられない面があったのだろう。特に批判されているのはシングルプレイのボリューム不足と、分岐要素がなくなったことだ。

 

今となっては、サクッと楽しめるのは長所と感じるが、当時シングルプレイを目当てにフルプライスで購入した人にとっては、少し物足りなかったのだろう。

分岐がなくなったこともありシングルプレイは、アーケードゲーム的な感じに近いだろうか。

なお、今メダルコンプを目指して繰り返しプレイを継続している。ブロンズは、1度プレイすればほぼメダルは獲得可能でシルバーが楽しみだ。(その後コンプをやり込むのは止めた…)

賛否が分かれいてるゲームだが、、、、超楽しい!

 

・クリアまでのプレイ時間 シルバーランクで10時間くらい?
・私的評価 名作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)