ゲーム制覇記録

ゲーム制覇記録

名作を味わいつつ、自己の地平を広げるため次の制約を課す 一つ 古今東西のあらゆる名作をプレイする 二つ オリジナルをプレイする 三つ 発売順にプレイする 四つ クリアできなければレビューしない 五つ 説明書以外のヒントは見ない 六つ バランスを壊す裏技は使わない

ひぐらしのなく頃に

ひぐらしのなく頃に 出題編をプレイした。

いろんなサイトで良く名前だけ聞いたことがあったので、やってみたのだけど、こういうゲームもあるんですね。始めたのは、いつ頃だろう。10年位前かも。

何しろ最初のほうは、濃すぎるテキストと、未だ見たことがない、低クオリティのキャラのイラストにあてられて、よくわからなかった。

しかし慣れてくると、その濃さも立ち絵も問題なくなってきて、ヒロインたちも好ましく、気持ち良くなってくる。そんなゲームだ。

基本的にテキストを読むだけで、ゲーム性みたいなのはないんだけど、まー最初はヒロインの豹変が怖かった。こういう怖さは初めてだったので新鮮だったな。

ゲームシステムとしては、シュタインズ・ゲートみたいな感じですね。

まー結局のところ楽しめた。

シナリオは残虐な感じだけど、プレイ後の雑談みたいなのがあって、明るい感じで終わる。

そこが良いと思ったな。

 

・クリアまでのプレイ時間 10-20時間くらい?
・私的評価 良作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階) 

Wizardry IV Return of Werdnaを制覇するぞ!プレイ日記。


かねてよりずっとプレイしたいとおもっていた評判の悪いゲーム。Wizardry IV Return of Werdnaを開始した。このゲーム、Wizardryファンには相当評判が悪いように思われるが、私は密かに、相当面白い予感がして楽しみにしていた。

そして、昨日ついに前作、Legacy of Lyllgamynを制覇したこともあり、その興奮も冷めやらぬまま、プレイを開始したのだ。

 

このゲーム、以前からかなり楽しみにしていた関係で、プレイ日記形式で記載することにする。そのため、多少、ゲーム内容を記載してしまうことがなるので、予め断っておきます。

(ネタバレ的なものは極力記載しないようにしますが、事前に一切の情報を知りたくない方は読まないほうが良いです。)

なお、英語でやりたいので、今作はApple ][版をプレイすることにした。

Apple][は動きが遅いので、エミュレータの速度を2倍にして、ゲーム内のメニューでテキストのディレイを10-20に設定すると快適になった。しばらくこれでプレイする。

§ 地下10階探索記録

最初の部屋から抜け出す方法、これだけ予備知識として知っていたので、レベル1プリーストを呼び出して、プレイ。順調にマッピングする。

プレイを初めて気が付いたが、このゲーム、経験値によるレベル上げの要素が無いので、クリアの知識さえあれば、あっという間に終わりそうだ。RPGというよりアドベンチャーゲームに近いシステムだと思う。あるいはパズルかな。いずれにせよ経験がプレイヤーに溜まるタイプのゲームだろう。

しかし思ったよりWerdnaを殺しに来るパーティーとの邂逅が多く、こちらのパーティーは回復の手段がないので、少しずつ削られて何回やっても死ぬ。これクリアできんのか?Apple ][版難しすぎないか?という感想。

しかし、Wizardryの製作者が、クリアできないレベルの理不尽なゲームを作った、、、ということは、あまり考えられない。したがって、できることを全て試して見ることにする。

それから、最初はなんとなく、mageやpliestみたいな人間系の仲間を召喚していたが、探索を進めると戦闘回数が多くて、1人また1人と死んでいく。ゲームシステムとして魔物の回復の手段はない。というか死ななければ毎回完全回復しているのかな?

魔物のHPを確認する手段がないので、わからない。

それに1フロアでボスとの3連戦?を回復なしでこなして行く必要があるシステムになっているようなので、どうしても最後の方に力尽きる。

基本的に死んだ魔物を回復するには、もう一度拠点に戻って召喚する必要があり、そうすると、倒した敵も復活すると思われる。

その魔物の選択だが、Mageは召喚しても1人くらいしかこないし、これで攻略するのは無理だろう。何しろHPがなく、敵のHaritoで1発で死んだりするのだから。

ボスにはMAHARITO食らったしえげつない。

で、次はプリースト以外はモンスターを召喚したのだが、それぞれのモンスターが全く違う特殊スキルを有しており、それが上手くハマると、とてつもなく有効であるケースがあることがわかった。

Wizardry1-3では最弱と思っていた1しかダメージを与えることのないあのモンスターがこんなに活躍するとは!!死んでも仲間を呼んで増えるし…。

それから別のモンスターは、攻撃がヒットしたときに麻痺させるのがかなり強い。この組み合わせなら、難なく進めるのではないかと思った。

それからこれ、ランダムエンカウントの敵パーティーが、実際にはマップを歩いてる。逃げても、その辺にいてまた会うことになる。凄いけど逃げるコマンドの意味あるのかな?

ま、ともかく、まずB10を制覇した!ボスは結局4体もいた。面白かった!便利アイテムも入手した。やっぱりちゃんとゲームバランス考えられていると思った。

 

§ 地下9階探索記録

うーん犬みたいなやたらHPが高い強いボスがいる。

ワードナが一撃食らうと死ぬので、自分はsopicとかでACを下げて、大量の魔物を連れて行って削って倒すか、麻痺攻撃が通用すれば1撃で倒せるか?あるいはモンスターのエナジードレインとか毒攻撃で削っていくかだな。正にパズルだなあ。

それから、このゲーム、結構モンスターが賢いというか、プリーストとかランダムに魔法を使うかと思ったら、そうでもなく、Montinoとかも全員沈黙されたらBADIOSとかに切り替えたり、Werdnaがダメージ食らうとDiosを皆でかけてくれるみたい。昔のゲーム凄いな。経験値稼ぎも必要ないから、頭を使う探索とかパズルの部分だけを楽しめるようになっている。このゲームやばい。やっぱりよく出来ている。

しかし雑魚冒険者がやたら強い。MaharitoとかDaltoを連発してくる。この階の探索は魔法使いと僧侶を連れてKatinoとMontinoを連発してもらうことにしよう。攻撃はブレス攻撃ができるモンスターがいいだろう。犬対策は後で考えるが、やっぱりマヒ攻撃が良さそうだ。

魔法使いはKatinoだけじゃなくてDiltoを連発して敵のアーマークラスをめっちゃ下げてくれるのも有効だな!

それから、いろんなアイテムにスペシャルパワーがあるけど、使っても効果がよくわからない。まあいつか調べる。

で、ふと気がつくと地下10階で手に入れたなにやら重要そうなアイテムがなくなっている。おかしいなあ?スペシャルパワーを間違って使ってなくなったのかなあ。それとも敵に盗まれたのだろうか。もう1度取りに行ったが、盗まれてなくなるくらいだから、たぶんあまり重要なアイテムではないってことかなあ。

その後探索を進めたが、敵が強くて時間がかかるので、先に地下8階に上がることにした。そこで、すぐに新しいペンタグラムを見つけて、モンスターを召喚。ワードナもMahalitoが使えるようになった。この状態でB9に戻って残りを隅々まで攻略することにした。

で、B10と同じく、重要そうな石をゲットした。それから、ボスっぽい敵を倒して、チャイムみたいなのを手に入れた。

それから、ダンテの神曲の地獄の入り口があったので、そこで手に入れたチャイムを使ってみたら何か反応があったが、これがなにを意味するのかはわからない。

相変わらずアイテムが意味不明であるが、マップを全部埋めたので、この階は完了とする。

§ 地下8階探索記録

この階は広大なフロアに地雷が大量に設置されている。これを耐えつつ進むのか。トレボーの極悪非道な罠という感じか…。

地雷の爆発のさなかで、また石を発見した。相変わらず用途は分からないが、これ全ての階に石があるのだろうか。だとしたら持ち物を保持するスロットが足りなくなる。装備品と含めて8個しか持てないのだから。これは一体、どういうことだろう。

マジックアイテムみたいな装備品も、ボスを倒すと各階で1つ発見できるような気がするし…。武器を捨てないといけないのかな?裸になる?わからない。とりあえず、何かアイテムが入手したときに、空きスロットがないと拾えないので、1つは空きをつくることにする。

結局、このフロアでも、やっぱり重要そうな石とアイテムを1つゲットした。しかし、そうすると装備品も含めるとアイテムが8つになってしまうので、装備していた武器を捨てざるをえない状態になってしまった。仕方がないので、あまり直接攻撃はしないので、装備している武器、STAFFを捨てることにした。背に腹は変えられない。

各階に落ちている石はスペシャルパワーがあるようだけど、どうも使っても、ただ鈍く光るだけでなにも起こらないようだ。後で何かに使うのだろう。

で、どうやら最後の部屋にたどり着いた。前の回と同じく、ボスが2体いて、片方が偽のボスのようだ。クリティカルヒットを使ってくるが、それほど苦労せずに、倒すことができた。その敵が保持しているアイテムを使ってみると、なんということだ!空きスロット問題が解決したではないか。

それからこのアイテムは装備できるので、多分シーフ系の敵に盗まれることもないだろう。そういうことだったのか。

ほら。ちゃんとクリアできるようになってるじゃんか。それに特に難易度が高すぎるとも感じない。海外のゲームしてたら、もっと極悪難易度のゲームのほうが多い。

Wizardryは温くはないけど、良いバランスだよ。

§ 地下7階探索記録

うーむ敵が強い。

特定の名前の冒険者が徘徊しているのだが、LahalitoとかLitokanとかMahalitoなどの飛び道具の応酬となる。魔法戦になるのでスピードが大事だが、基本的に冒険者側のほうが早い。

迷宮は、なんだろう?例えて言えば、トランプの城みたいな感じ?

そういえば地下9階はダンテの神曲だったし、8階は指輪物語かな?

この階はなんかコンセプトがあるのかな。ボスに会えばわかるかな。ハンプティ・ダンプティとか?

うーんしかし、やっぱり敵が強いなあ。このゲームはモンスターの行動や数が完全にランダムなので、生存率がほとんど運になる。そしてエンカウント率がやたら高い。

特にこの階は部屋が連続するからか2,3歩歩くごとにエンカウントする。

途中でセーブするのが、いけないのかなあ。セーブすると、一回ゲームが終了する。この階では強力なパーティーが2つ程徘徊しているけど、セーブするたびにそいつらが復活しているのだろう。そういえば説明書にもそんなことが書いてあった気がする。

そのことを意識して、セーブスロットを使ったら、上手く最後まで行くことができた。なるほどね。探索していると、こっちも消耗していくけど、その階にいる冒険者も限られているわけか…。

ちなみに、前作までと違ってこのゲームでは、セーブスロットが8個あり、それを上手く使うように説明書でも奨励されている。トライアンドエラーしろということのようだ。

クリアしたことはないが、日本ファルコムXanaduみたいなゲームに近いのかもしれない。無限に敵がでるような感じではない。例えば、戦士1人に遭遇してやっつけると、その後に強力なパーティー6人にあったとしても、その戦士は死んでいたりする。

なんかすごいゲームだな。

それが分かってから、こちらが消耗していても、そのフロアの強敵冒険者グループをだいたい倒しているときは、残りは雑魚しかでてこないので、セーブしないことにした。

そんな感じで効率よく探索できるようになっていった。

で、ついに探索完了。最後にボスがいるかと思いきや、祭壇があった。

なにか供え物をするようだ。

しかし、これまで見つけた重要そうなアイテム、、、石を置いてみたが、反応はあるが正しくないらしい。順番も関係ないみたいだし何だろう?スペシャルパワーを使ってから置くのかな?

おっ上手くいった。しかしやっぱり最後の石で殺される。最後の石が偽物とか?

うーん。わからない。

あと一箇所入れない部屋みたいな場所があるのも気になる。MILWA使っても扉は出て来ないし。うーんもしかしてMalorか?

まあ次の階に先に行くか。

 

§ 地下6階探索記録

ここは初代の3階によく似た碁盤のようなデザインのフロアだ。少しうろつくと、そんなに強くないガーディアンがいる部屋があり、そこからこの階のペンタグラムがある部屋へ飛ばされた。

まず拠点ができて何よりだ。

Makanitoをおぼえたが、この階の冒険者には通用しないようだ。下の階探索用かな?

Madaltoは使えるが、どうも召喚できる魔物が弱い。

どうしたものか。と思ったら、めちゃくちゃ強い魔物がいた。

Lvl4 MageのDALTOを使ったり、戦闘ではLvl2つ分のドレインやマヒ攻撃をする。めちゃ強い。こりゃ楽だ。

で、サクサク探索を進めると、答えられそうにない質問をされる部屋がある。

謎という感じでもなく、知ってないと答えられないような…。

なにか見逃しているのかもしれない。

下の階の祭壇がやはり臭い…。この階が終わったら、もう一度地下7階と8階を探索するか…。

7階は入れない部屋があるしな…。

しかし、ここまでこのゲームをやってきて、下の階に戻るのは得策ではないと感じている。それよりはどんどん進んでワードナを強化したほうが、探索も早いであろう。

そんなわけで、ぐいぐい探索を進めるが、不意にある小部屋で中ボス的なものを倒すと、ワープ。階段を発見した。

しかし、座標を確認すると、何かがおかしい。こんな普通の通路に階段があって今まで気が付かないことがあるだろうか。と感じた。

よくよく調べてみると、通路の両側にワープ・トラップがあるようだ。

このゲームのワープは、光もワープするらしく、ワープ・トラップの手前から閲覧すると、ワープの先の景色が見えるので、その効果で階段が隠されていたようだ。

ともかく、多少未探索の小部屋を2つほど残して地下5階へ進むことにした。

§ 地下5階探索記録

このフロアは視界が限られる不可視の領域が碁盤の目のようにちりばめられているオセロみたいなフロアだ。

障害物が少ないので、先が見通せないながらも、割と簡単に進むことができた。

なんだかわけのわからない蝶々みたいな敵がいっぱいいて、2つほどイベントアイテム風なものを入手することができた。

いやらしいフロアだが、しばらくして上の階への階段を見つけることができ、地下4階へ。

謎アイテムの用途はわからないが、ともかく進むことにした。

この階あたりから、完全なマッピングは不要に思えてきた。大体地図として機能すればよいだろう。そうしないと探索に時間がかかりすぎる。

現実でも未踏の地を旅する時、その辺り一帯のすべてを詳細に記録する必要はないはずだ。それと同じだろう。

§ 地下4階探索記録

さて、この階ではなんだろう。マッピング不可能なほどのわけの分からないことが起きた。最初頻繁にワープしているのかと思ったが、座標を調べるとどうもワープはしていないようだ。

とするとダンジョンそのものがこちらの行動に合わせて変化していると考えるよりほかはない。

しばらくして、その仮説はおおむね当たっていそうだが、その変化地点は限られていること。それから、一方からしか見えない壁が大量にあることがわかった。

大量というが、ほぼ7~8割型の壁がマジックミラーになっているような感じで非常にいやらしい。しかしワープしないとわかればマッピングは不可能ではない。

苦戦しつつも進んでいき、ペンタグラムを発見。MalorやTiltowaitを含むすべての力を取り戻したと思われる。

しかし、どうも敵が強い。こちらがTiltowaitを放つ前にLakanitoや敵のTiltowaitで殺されてしまう。何か対処法があるのだろうか。

ペンタグラム周辺で運よく強力なパーティーを始末できたら回復して、探索するのが効率がよさそうな気はするが…目下奮闘中である。

Wizardry III: Legacy of Llylgamynをついにクリア! 3部作の最後に相応しいシンプルなパズルゲームだった。


ずいぶん前に初めたWizardry III: Legacy of Llylgamynを今しがた、ついにクリアした。

やったぜ!!

ポートはPC98版である。長い旅だった。始めたのはいつのことだろうか。

前作、Wizardry2のセーブデータのタイムスタンプを見ると2017年12月になっている。多分その直後に始めたから、2018年から2023年4月現在まで、5年半くらいか。楽しかった!

このゲーム、2つのパーティーを育成する必要があることから、迷宮の階層が少ない割には、時間がかかった。それにやはり3作目ともなると序盤の戦闘がかなりきつかった記憶がある。

しかし、中盤以降、ある程度Wizardが成長して全体攻撃魔法を覚えるころには、その後あまり経験値稼ぎみたいなのは必要なく、迷宮を探索するうちに自然に上がっていく感じだった。

Wizardryシリーズは、正方形の20x20マスのダンジョンであるが、洞窟を思わせるフロアやいろいろなフロアがあって、飽きさせない構造になっているデザインは凄いなあと思う。

それから、この3作目は、アラビア世界や、宗教団体みたいなのがいて、少しエキゾチックな雰囲気がある。

それから各階にあるちょっとした謎掛け。

苦労してマッピングしたフロアで最後に謎に挑戦するというのが、とてもやりがいを感じる。

ファミコン版とかでは謎かけがカットされていると聞いたことがあるが、それはとても残念だ。これが面白いというのに!

ちなみにクリアに時間がかかったのは、上にも書いた宗教団体の施設みたいなところで、連続してそいつらが襲いかかってくるのだが、途中で全体攻撃魔法も、睡眠魔法であるKatinoすら尽きてしまい、脱出できなくなったからだ。

そこで1年位放置し、また最近やり始めて、魔法効果のあるアイテム等を駆使してなんとか帰還することができたというわけである。キツかった。たぶんあの施設がこのゲームの最難関なのではなかろうか。

それとある行動をしてしまい、メインキャラの1人のHPの最大値が半分くらいになったのもきつかったな。幸いそれはレベルを1つ上げれば解消されるゲームシステムだったので救われたが、そのときは分からなかったしずっと続くと思った…。

 

さてクリア時の最終的なレベルは11から12くらいだった。

最終イベントを達成して、城に帰ったら、最も高いレベルのファイター(私自身の名前を持ったキャラだった)が一応の最高レベル???の目安っぽい13レベルに達した。

結局WizardやPriestは最高レベル7の呪文は覚えずにクリアに到達した。

最強魔法、Tiltowaitを放って見たかったけど、これもまた良かったと思う。

 

ちょっとネタバレっぽくて申し訳ないのだが、ちょっとでも知りたくない人はこの先を読まない方が良いが、クリア後にWEBで知ったのだが、最後は説明書にも書いてあるようにオーブを持って帰ることになる。しかし、オーブにトラップがあったようで、私はたまたま正しいのを先に入手して持ち帰ることができた。

ラッキーとも言えるが、オーブを入手するにはある試練を乗り越える必要がある。

この試練が、正解ルートにもトラップルートにもそれぞれ用意されているのだが、実は先に挑戦したのはどうもトラップの方だったようだ。

ただ、それが難しくてできなかったので、先に正解ルートのほうをトライして成功したというわけだ。

偽ルートのほうが、難しい試練だったと思うので、そのあたりも開発者の意図だったのかもしれないなあと感じた。

次は問題作、Return of Wardnaだ!

 

・クリアまでのプレイ時間 20-30時間くらい?
・私的評価 名作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階) 

琥珀色の遺言 犯人を突き止めた!クリア後の後味は少し寂しいが良い。

 


さて、琥珀色の遺言をプレイした。

このゲームは小学生の頃自宅にあったPC98で、確か兄が購入してプレイしていたような記憶がある。PC98では私もWizardryをプレイしたことがあったが、このゲームはプレイしたことがない。

当時小学生から中学生くらいの時代にかけて、一度もプレイして見ようと思わなかったのは、不思議だが、おそらく私には難しすぎるだろう、あるいは大人向け過ぎて楽しめないだろうと薄々感じていたからと思う。

 

渋いゲーム画面。時間のある夜にプレイしたくなる。

 

それにしてもその後今はなき自宅でも、このソフトウェア・パッケージを見かけたことはなく、記憶が曖昧である。

本当に我が家に存在したのだろうか?

 

ま、そんなことはともかく、これはかつての有名なアドベンチャーゲームソフトハウスリバーヒルソフトの看板ソフトウェアである。

このメーカーは、他にもマンハッタン・レクイエムなど名作を残しており私も割と最近プレイしたことがある。多くのしっかりと位置づけられた登場人物がでてくる渋いゲームだ。

そしてクリア後には、なんとも言えない寂しくも爽やかな後味が残る、そんなゲームだ。たぶんセンスのよいシナリオライターが一人居たのだろう。

 

ゲームシステムだが、今はなき選択式・コマンド総当り式のアドベンチャーゲームと言えばよく分かるだろう。あれだ。

コマンド総当り式アドベンチャー、たぶん悪い響きだと思う。しかしここで言っておきたいのは、それはたぶんファミコンのコントローラのせいである。

 

PCでコマンド総当り式のアドベンチャーをプレイすればわかるが、キーボードでコマンドを一発で選択できたりマウスで連続的に選択できるため、たとえ総当りと言っても苦痛はほとんどない。単に行きたい場所に行って知りたいことを調べて、聞きたいことを聴くだけであり、とても自然なインターフェースだ。問題ない。

 

そんなことより、アドベンチャーゲームの肝は次の3つ。しっかり設定された魅力ある人物たち、雰囲気のある設定を含めた背景、核となるストーリーだといえるだろう。

 

ちょっと古臭い感じの洋館がゲームの背景となる。なかなか雰囲気のある絵作りだと思う。

 

このゲームは、その3つがどれも高いレベルで、かつ大人向きに構築されており、実に味わい深い。ネタバレになるので、詳しくは書かないが、現在のゲームとくらべても何も劣るところはない。

普通にプレイして楽しめて、裏に人間のドラマがあり、終わってみるとジワっと響く感動がある。そんなゲームである。

是非プレイしてみては?と思う。

 

・クリアまでのプレイ時間 4時間くらい?
・私的評価 名作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)

大逆転裁判1&2 クリア!

 

逆転裁判シリーズは最初のシリーズをプレイしてから、お気に入りのシリーズだが、久しぶりにその最新作(たぶん?)である大逆転裁判1&2を制覇した。

1と2にわかれているけど、これは実際には1つの繋がったゲームだった。

このシリーズを一言で表現すると、最高に進化したテキストアドベンチャー、と言える。

テキストアドベンチャーで大事なのは、ざっと上げると、登場人物や、ストーリー、グラフィックの3つが挙げられるが、その3つが上手く噛み合っている。

テキストアドベンチャーのシステムでは、大抵聞き込みと現場調査の2つがあり、特に現場調査は退屈な作業になることが多い。

しかし、このゲームの場合、調査コマンドの一つ一つに一緒にいる濃いキャラが濃いテキストで反応してくれるので退屈さがかなり緩和される。また現代のゲームらしく3Dで、ヒロインのスサトさんやアイリスちゃんが可愛らしい動きとテキストで反応してくれるので見てると、癒やされる。

ともすると作業になりがちな調査作業が退屈にならないよう、シャーロック・ホームズの推理パートというものがあり、プレイヤーに何が起きたかを思考させるような工夫がなされている。

 

また、このゲームの中心となる裁判パートは正にテキストアドベンチャーが最高に進化した部分だと思うのだが、推理というものをプレイヤーに強要するシステムになっており、従来のコマンド総当りになりがちなテキストアドベンチャーというジャンルを見事に別次元の推理体験へと昇華させている。

選択した推理が当たっていると、音楽が止まったり、バシッと音がしたりして、プレイ感覚も気持ちがいい。

グラフィックはアニメ調なので、それほど特筆すべき点はないが、脇役も含めてどの人物も魅力的に描かれており、裸眼立体視で動き回るのが、見ていて楽しい。

テキストもユーモアがたっぷりで、殺人というシリアスなテーマを扱った作品であるにも関わらず、ドタバタして明るい気持ちなる。

小さないくつかの事件から大きなストーリーにつながっていく作りもかなり楽しめるもので、かなり長い話だが、続きが気になって一気にクリアしてしまった。

 

・クリアまでのプレイ時間 15時間くらい?
・私的評価 名作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)

スーパーマリオランド 楽しい30分をありがとう。

https://www.nintendo.co.jp/n02/dmg/mla/logo.gif

メイン画像

 

ゲームボーイスーパーマリオランドを制覇した。

今日寒いし、雨が降ってたこともあって気分が落ち込んでいた。

そして暇だった。

そんなわけで、なんとなくスーパーマリオランドをやってみることにした。

このゲーム、ゲームボーイのロンチタイトルだったらしい。

ゲームボーイは残像が残るため、なんとなくアクションゲームには不向きな感じのハードだと思っていたが、手元にあるなかで、明るい雰囲気のゲームはこれしかない。

やってみるとやっぱ明るくて良い。

マリオがUFOから登場したりキョンシーみたいな敵がでてきたりカオスな感じだ。

そしてなかなか軽快感があり、普通に楽しい。

1プレイ目では4-1でゲームオーバー。コンティニューが1回だけできた。

どうもある程度進むと1回くらいコンティニューができるらしい。

最近では珍しいスタイルだ。

しかし、このプレイではクリアすることができなかった。

 

そしてしばらくして、再プレイ。

ちょっとした隠しキノコを見つけたり、土管の中でコインがズラッと並んでるのを集めたり、これは楽しいプレイだ。所狭しとコインが並んでる様はまだプレイしたことがないが、3dsのNewマリオ2を思い浮かべる。

面をクリアするとスロットみたいボーナスゲームができて、当たればマリオが増える。

コンティニューが限られる本ゲームにて、これはマリオを増やす貴重な機会だ。最高3UPで、結構嬉しい。

 

ボス戦はナムコスカイキッドみたいなシューティングゲーム

ファミコンの海ステージみたいな感じだろうか。

 

今度はクリアすることができた。全部で4-3までで、計12面。

楽しい30分だった。ありがとう。

 

・クリアまでのプレイ時間 1時間
・私的評価 良作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)

Heavy Rain -心の軋むとき-をクリア。たしかによく出来てる。

Heavy Rainをクリアした。

もともと、ちょっと残虐性がありそうな鬱ゲームかと思い、敬遠していたのだが、PSのオリジナルソフトの中で、ひときわ評価が高いこともあってプレイしてみた。

プレイしてみてわかったのだが、選択肢によりゲームのストーリーが少し変化するタイプのゲームで、たしかに残虐・鬱展開がありそうだが、私はそういう選択肢を拒否したので、結果としてそんなに鬱なゲームでも残虐なゲームでもなく進行し、思ったよりずっと楽しむことができた。

嫌な選択肢を拒否しても問題なくゲームを進行することができるし、必ずしもバッドエンディングになるわけでもないようだから、心の赴くままに行動すれば良いと思う。

分岐は裏で発生してる事件の大筋を変えるようなことは基本的にはなく、登場人物が生き残るかどうか等に影響する。そんなに凝ったものではないシンプルなものである。だから、選択肢が正しいかどうか、過度に気にしないで良いと思う。

私は最高のエンディングではないが、特に重視していた点について、満足行くエンディングにたどり着くことが出来た。

 

それから、このゲーム、難易度選択がある。

最初ハード的な少し難しいものを選んでプレイしたが、いわゆるクイックタイムイベント・QTAが難しくなるだけのようだった。

ストーリー分岐はQTAによっても起きるのだが、このようなアドベンチャーゲームの分岐がやたら難しいQTAで進行するのも、あまり嬉しくないし、QTAのやり直しができないため、よほど拘りがなければ、難易度はノーマル以下にしたほうが良いゲームだ。

QTAをやり直すためにリセットするようになると、ゲーム本来の面白さを損なうと思うし、適度に簡単な方がQTA自体を楽しめると思う。

また、操作系はかなり特殊で操作しやすいとは言えないが、美しいグラフィックと、わりかし人を引き付けるストーリーで思ったより楽しむことができた。

特に人の表情や動きが繊細で、良くできており、そのことが、登場人物への印象深さに繋がり、ゲームの魅力になっていると感じた。

 

ネタバレになるので、記載できないが、推理小説ばりのストーリーも本格的でまさに映画のような作品だ。

ただよくよく後から考えてみると、相当重要な、根幹的な伏線が回収されないで終わってしまったり、お話としてはちょっと破綻しているような気もする。全マルチエンディングをみたら、回収されるのだろうか?そういう気があまりしないのだが…。ま、楽しかったら良しとしよう。

 

プレイ時間はマルチエンディングのコンプなどを目指すことがなければ、そんなに長くもないので、消費コンテンツとしてpsnowなどでプレイできるのならぜひおすすめする。

残念な点として、日本語版は、性的シーンがCEROの規制によりカットされているので、その部分にきたらyouture等で閲覧したほうが良いと思う。

特に濡れ場でのヒロインの表情や、胸の造形もよく出来ているので、この点は非常に残念だ。

このような大人向けのゲームでストリップ程度の、ライトなセクシーシーンまでカットするCEROという団体には怒りを感じる。芸術作品や表現の自由への配慮なく、作成された作品を我が物顔で編集してしまう点、常識の通じない、偏執的な組織と言っていいだろう。規制の仕方は他にもいろいろあるのだ。

それから、もう一つの気になる点は、かなり重要なエンディングの分岐が、プレイヤーの判断や意志に関係ない点だ。上述したQTEでミスった場合もその一つだが、その他にもそういうのが存在する。

どれも時間制限のようなものがあり、気が済むまで試すことが出来ず失敗するとそのまま不本意なストーリーに突入して進行していってしまう。

まあ、やり直しを前提にしていると言うことなのかもしれないが、この分野のゲームとして、あまり良いこととは言えないと感じる。

だが、良いゲームである。

 

・クリアまでのプレイ時間 10時間くらい
・私的評価 名作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)