メトロイドプライム クリアしたぞ! 孤高の探索&アクションシューター
このゲーム、2009年発売ということだから、いま2019年なので10年前の発売したものだ。
オリジナルはゲームキューブ版で2002年発売でので、17年前の発売か。結構古いゲームだ。
今プレイしても、画面が汚いとは感じず、むしろリアルだと感じる。
もちろん最近のゲームに比べれば細かいところは違うのだろうし、宇宙空間のダンジョンというシチュエーションであることが、古さを感じさせない要因の一つなのだと思う。
これが、野原や草原、街並みなどであれば、光や水の表現、テクスチャーの古さなどが目につくのだろう。
たとえば今、2001年宇宙の旅の映画なんかを見ても、宇宙船などに古さはあまり感じないのと同じだろう。
10年くらい前も実はプレイしたことがあり、3つ目のボスまでやって、なんとなく途中でやめたことがある。
大変面白いゲームである印象であったが、当時の自分には、緊張感のある雰囲気が少し重かったのと、
社会人10年目くらいで、忙しかったのだと思う。当時は残業も多い時代だった。
このゲームは、特にアメリカで人気のあるゲームだから、難易度は高めということだが、wii版は、オリジナルのゲームキューブ版のノーマルが、wii版のハードになっている。ということで、ハードを選択した。
また、gc版では、敵を狙う照準が、自動的に合わせられるゆとり仕様であるが、これはロックオンフリーエイムという設定をオンにすることで、解除してプレイした。
途中で気がついたのは、ヒント表示。
遊んでいると、時たま次の目的地を表示してくれる仕様だけど、これを解除したら、探索が圧倒的に面白くなった。
このゲームは基本的にオートマッピングなので、まだ探索していないところをしらみつぶしに調べれば、迷うことはない。
また、その過程で隠しアイテムや通路を発見できるメリットがあり、ある程度アイテムを集めておかないと、強いボスでの戦いがハードでプレイしている場合は、厳しい。
しかしヒントが表示されてしまうと、十分な探索をやることなく、目的地に直行してしまうし、探索の面白さがない。
エイミングもそうだけど、こういうのは、デフォルトでオフにしておくとか、最初にガイドしてくれた方が良いと思う。
で、今回クリアでしたけど、すげー面白かった。
探索が面白い。3Dマップを見ながら、まだ踏破していない場所を選んで探索にでかける。先に何があるのだろう、というワクワク感が強い。
未開拓の領域が平凡な場所、ということはほとんどなく、SFならではの、真っ暗な場所だったり、なにかアイテムが隠れていたり、狭い通路だったり、地下に広がる広い空間だったりとバラエテーが多い。
狭く暗い空間に入ったら、突如パイレーツが襲撃!死闘が始まったりと独特の音楽と合わせて、 飽きさせることがなく、ものすごい緊張感。
敵のデザインも幾何学的だったり、金属的だったりで、何か美しい。
スキャンによる収集要素も、エイリアンの骨格の画像が見れたり本格的でよくここまで、デザインを練ったものだと思う。徹底している。
デザインとか世界観という点では、最初のオープニングの音楽と映像が流れるだけで、何か度肝を抜かれるのが凄いと思う。
自分の腕前だと、後半のボスでは、1回から3回くらいやられるくらいで、気が滅入るギリギリでなんとか倒せる程度。特に苦労したのは、氷のステージの恐竜みたいなやつと、オメガパイレーツだったかな、一番強いパイレーツ、それからメタリドリー、あと最終ボス。
個人的最強はメタリドリーだった。5、6回やられたと思う。
メタリドリー戦は、やられてもすぐ前から再開できるので、ダメージは少ない。
最終ボスとかオメガパイレーツ(?)は少し前から始まるので、そこでやられるとしばらくやる気がでなかった。この点、少し改善した方が万人受けすると思う。
最後のボスは、サムスのエネルギー警告がでてやばい中で、なんとか倒すことができた。思わずガッツボーズがでた。そんな経験もなかなかできないと思う。
次はプライム2だ!
・クリアまでのプレイ時間 40時間くらい?
・私的評価 傑作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)