Outer wildsをクリア。最高の体験。正に傑作。
最近加入したpsnow for pc。
なんか面白いゲームはないかと思ってググったところ、このゲームをおすすめしているサイトがいくつかありなんとなくプレイを開始した。が、超面白かった。
これ、もうゲームという枠を超えた体験だった。
ゲームデザインの素晴らしさだと思うけど、何も予備知識がなかったから、不慮の事故で死んでしまったら、全く始めの場所からスタートしたので、最初は、セーブというものがない、毎回最初から始まるゲームなのかと思った。
しばらくプレイしているうちに、高いところから飛び降りたりしない限り、基本的に危険のようなものはない、穏やかな探索ゲームかと思ったけど、少し進めるうちに、何回か不慮の事故で死んでしまったあとに、お風呂に入っていたときに、ふと「このゲームは、もしかしたら時間が経ったら必ず死ぬのでは?」と思いついた。
その後、だんだんと断片的な情報から、自分に、またはこの宇宙に何が起きているのか?明らかになる事実、ネタバレになるので詳しくは書けないが、とてもスリリングだった。
それから、このミニチュアの宇宙で体験できる感覚や、どのように死にたいかを考えながら死ぬプロセスも、とても素晴らしい、神秘的な体験だと感じた。
クリア後、トロフィー取得している最中に、うっかりセーブデータを消してしまったのだが、少したったらDLCをプレイするときに全てをやり直そうと思う。
美しく、最高の体験。
ありがとうございます。
・クリアまでのプレイ時間 20時間くらい
・私的評価 傑作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)
アンチャーテッド エルドラドの秘宝をPSNOW for PCでクリア。
アンチャーテッドシリーズの記念すべき1作目。エル・ドラドの秘宝をクリアした。
このゲーム、PS3の代表作だけあって、映像、ゲーム性、ストーリー、音楽、キャラ、全体的に非常に高いクオリティで作られている。
私は間違えて、二作目からプレイしてしまった関係で、特に難しいポイントはなかったが、難易度高でしっかり楽しむことができた。
アンチャーテッドシリーズは、こういうゲームにしては、明るい雰囲気なのが良いと思う。プレイ後も何も鬱なところがなく、良い気持ちになれる。
また、こういう数時間で一気に終わるゲームは、もはやDVDやBluerayなどのメディアの販売にはそぐわないと思う。PSNOWやPSPLUSなどの定額サービスで、どんどん消費してこそ生きるタイプのゲームだ。
一応やり込み派のために、いろいろなトロフィーや収集物があるのだが、コンプまでやり込まずに終わることにした。
もっとも収集物は、集めると3次元モデルが見れて、デザイン的にも美しく楽しいのだが、定額制サービスでやるゲームは沢山有るのだからコンプするほどの時間をかけてこだわるのは止めておいた。
ちなみにPSNOW for PCでプレイしたわけだが、レスポンス等はまるで気にすることがなく最後まで楽しむことが出来た。
ストリーミングというとレスポンスを気にする人が多いと思うが、フォートナイトとかのオンラインアクションゲームと同じような感じで、たまに「ちょっと通信が遅いかな? 」というときがあるが、そのうち当たり前のものとして、気にしなくなる。
オンラインゲームでは、そういうのは当たり前になっているのだから、ストリーミングも同じである。もうそういう時代になったということだ。
また、このゲームをプレイするにあたってdualshock4を買ってきた。
dualshock3でも工夫すればプレイできるのが、ps4のゲームをすることも考えると完全上位互換のdualshock4を入手するほうが得策だ。
このコントローラが製造中止で購入できないのだが、ジャンクのコントローラを買ってきて修理した。
非常に快適なコントローラであるが、PSNOW for PCでジャイロやタッチパッドなどのコントローラの全機能を有効に活用しつつ、かつ無線接続するには、reWASDというソフトが必要である。
そこら編の環境が整っていたら、PSNOWでのアンチャーテッドシリーズは最高のコンテンツだ。
・クリアまでのプレイ時間 8時間くらい
・私的評価 名作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)
風ノ旅ビトをPS now for PCでプレイ
私はps3を持っているのだが、あまり稼働しておらずもっぱらPCでゲームをプレイしていて、先日、ずっと気になっていたソニーのストリーミングサービス、playstation now for pcに加入した。
このサービスでは、数百のゲームをPCでプレイできる、といっても主にps3の古めのタイ来るが中心となるが、あまりPS3のゲームをプレイしていなかったので私には中度いいサービスだ。
なおPS now for PCでは、dualshock3を使ってプレイしているのだが、最近この素晴らしいコントローラをソニーがサポートしてくれなくなってしまった。
XBOXコントローラでもプレイできるのだが、dualshock3にはXBOXコントローラにはない先進的な機能、例えばモーションコントロールや感圧式のボタンなどがあるため、少々プレイに支障がある。
このdualshock3をps now for pcでストレスなく利用するためには、ちょっとしたツールを導入する必要で、ツールはイロイロあるのだが、私が見つけたdualshock3のフル機能を完全にサポートするのは、reWASDという700円くらいのツールの他には見つからなかった。
このツールを利用すると、dualshock3を、あたかもdualshock4としてエミュレートすることができる。bluetoothでワイヤレス接続できるし、モーションコントロールも感圧式ボタンも動作するし、タッチパッドもマウス等でエミュレートできると思われる。
まあdualshock4を入手したほうが良いかも知れないが、どうも品薄みたいだから選択肢の一つとしてはありだと思う。
それから蛇足だが、ps now for pcは7日間の無料期間があるのだが、これを購入しようとするとクレジットカードエラーとなり購入できないようだ。
たぶんゼロ円の売上というのがエラーを誘発するのだと思う。無料期間を諦めて有料で購入すれば問題なく購入できるようだが、ソニーにはもっとしっかりしてほしい。多分かなりの売上の機会損失をしている。
前置きが長かった。
風ノ旅ビトだが、これは一般的な意味でのゲームではないと思う。
どんなゲームかというと、「あるものをアクティベートする」体験をできるゲームだ。
何を言っているかよくわからないと思うが、何かをアクティベートすることに気持ちよさ・快感のようなものを得るといえばよいのか。
実際ゲームの中では、ゆらゆらしたスイッチ的なものをアクティベートしていくことで、進んでいくのだが、最終的にはもっと違うものをアクティベートすることになる。
ちょっと話が変わるが、人の脳に電極を打ち込んで電気的刺激を与えることで、その脳部分の機能を明らかにする実験がある。
場所によって手足が反応したり、そういう実験だ。
刺激を与える場所によって、オーガズムを得るとかそういう場所もあるが、面白いものとして、神のような存在と一体感を得るという脳の部分もある。
人間には普段は利用していないが、そういう、器官があるということだ。
最終的にこのゲームでアクティベートするものは、個々人の中にあるその感動器官を起動することになる。
アラブ的なエキゾチックな孤独から、神的存在との一体化へ。
そんなゲームだった。
・クリアまでのプレイ時間 2時間くらい
・私的評価 名作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)
評判の良かったGOROGOAをサクッとクリア!手触り感のある上質なパズル
最近、MicrosoftのXbox game passに仮入会してみたら以前から気になっていたGOROGOAというゲームがあったので、プレイしてみた。
購入する程気になっていたわけではないので、game passでなければプレイしなかったと思うけど、こういうゲームは、game passなどのサブスクを通して何らかのマネーが開発側に行くのだろうから、良いことだと思う。
ゲーム内容としてはマウスクリックで色々な絵を触ってみるパズル、といった感じで、ある程度なんにも考えないで触っていると進んでいく感じなので、暇つぶしに丁度いいと思う。
イメージ的には数独とかそういうのをやっている感じだ。ゲーム自体は短く、2・3時間のプレイだろうか。雰囲気ゲームでもあるので、評価は好み次第だろう。こういう作品もあっていいと思う。
なんとなく手持ち無沙汰のとき、サクッとプレイしてクリアできた。
・クリアまでのプレイ時間 2時間くらい
・私的評価 良作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)
今更だが、初代トゥームレイダーを制覇!面白いが少し単調な面も。
このゲームはplaystationのゲームという印象だったが、プレステが世の中を席巻してたころ、ちょっとゲームから離れてたし、ニンテンドウ64のほうを買ってしまったので、やったことがなかった。
洋ゲーテイストなので、それも当時は敬遠する要因にもなったかもしれない。
発売は1996だから随分昔のゲームだけど、最新のゲームをやっているとレトロゲームがプレイしたくなり、steamのライブラリに何故か入っていたこのゲームをプレイすることにした。何故持っているかは、わからない。セールのときにでも買ったのかもしれない。もしかしたら無料だったのかもしれない。
ゲームの内容は、有名なトレジャー・ハンターのララ・クロフトの最初の冒険。3Dの箱庭空間の中を飛んだりはねたりしながら、地下迷宮の探索と、足場の狭いところでのジャンプや掴まりアクションなどが楽しめる。
トラやコウモリ等の敵キャラは両手のピストル二丁で排除する。
ララは、後方を除く270度くらいの範囲なら敵を認識し、自動で狙いをつけてくれるので、動き回りながらバンバン撃てば良く、撃ちまくる楽しさが得られる。後になればより強力な武器も。
昔はララじゃなくてレイラと呼ばれいたというような話があるが、ゲームの中では「ララ」と呼ばれていたな。
感想だが、良いところはまず、やや難しめのゲームバランス。割とすぐ死ぬ。しかしセーブはどこでもできるので、リスタートのリスクは低い。もう少し難しくても良いくらいだ。
それから、ララの癖のある操作性だが、慣れるとキーボードで自由に操作できるようになる。画質はかなり粗いのだが、ララのモーションだけ妙にリアルにできていて、動かしてして楽しい。ところどころに差し込まれる音楽もグッド。
全体として面白いゲーム・システムだが、一方で後半はやや単調に感じた。また、弾薬が多くもう少し、節約が必要なくらいのサバイバル感があったほうが良いと思った。
最初はララをラジコン操作しながら敵を驅逐するのが、難しく感じたが、ララはかなりの広範囲の敵を自動照準してくれるので、ぴょんぴょん宙返りしながら二丁の拳銃を撃ちまくるのを覚えると、ほぼ敵キャラは雑魚になる。
楽しいのだが、ちょっとチャレンジとして物足りなく感じた。
弾薬をもっと少なくして、手榴弾みたいなサブウェポンがあったり、戦いにバリエーションがあればもっと良かったんじゃないかな。
それから字幕がないのでたまに差し込まれるストーリーで、英語で何を喋っているかわからなくて、ちょっと没入しにくかった。
このゲーム、総じてゲームシステムはかなりよく出来ているが、今プレイすると後半少しダレると感じる。ララのキャラは素敵だけどね。
このゲーム、多分当時は画期的だったのだろうなと思う。多分ポリゴン3D探索シューティングゲーム(そんなジャンルはないが)のパイオニアとして多分凄いゲームであるが、その数々の発明・長所が現代主流のゲームの中に脈々と受け継がれてしまい、一般化してしまったのだろうと思う。だから「良く出来てる」という印象になってしまうのだろう。
今プレイするとした場合の評価は名作としたが、おそらく傑作だったのだと思う。
・クリアまでのプレイ時間 20時間くらい
・私的評価 名作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)
プレイグテイル(Plugue tale innocence)をGeforce now!でクリア!鬱になるが良く出来てる!
プレイグテイル・イノセンスをさっきクリアした。
このゲーム、PCのEpicストアで無料でもらったものだが、PS4でもリリースされているみたいだ。無料でもらったゲームをちゃんとクリアしたのは初めてかもしれん。ちゃんとお金払ってないとなんかモチベーション沸かないんですよね。
ちなみに、私のPCで動作すると多少FPSが下がるような感じがしたので、Geforce nowとうクラウドサービスでプレイした。geforce nowとはグラフィックカードのメーカーであるNvidia社のサービスで、サーバー側でゲームを動作させて映像をストリーミングすることで自宅でプレイできるようにするサービスだ。セッションの持続時間が1時間までなら無料で利用することができる。
このゲーム、プレイしてみると、かなり美しいグラフィックのゲームで、PC性能はとても重要なのだと思われるが、私のPCはGTX680という少し前のそれなりに高性能だったゲーム用グラフィックボードを積んでいるのだが、もはやクラウド上の無料サービスのほうが性能的に上回ってしまったようだ。遅延もあまりなく、問題なくプレイできた。すごい時代になった。
で、肝心のゲーム内容だが、いわゆるTPS、主人公の斜め後ろくらいからの視点で操作するタイプで、雰囲気やストーリーを重視したゲームだ。
世界観は中世のフランスを舞台にしており、背景描写、映像がとても精細で美しい。さすが本場ヨーロッパで作られているだけあって現実感が凄い。ただゲーム内容的にねずみの群れが大量にでてくるし、グロい死体が大量に出てくので、美しくも暗くグロい雰囲気がどこまでも続く。中世のヨーロッパはあんまり希望のない暗い時代だったのだと思うのだが、平和ボケした日本人には少々、鬱を誘発するので気をつけたい。これが、現代ヨーロッパ人の中世に対するイメージなのだろうと思う。
ちなみに貴族である主人公やその家族は、顔立ちや喋り方、服装等が美しく高貴である。モーションや声もよくできておりやたら美しく、見ていて気持ちがいい。
ゲーム的には、ファースト・パーソン・シューターみたいな感覚で、武器が銃ではなくて、スリングで石を発射して敵の頭を破裂させる、、、というスタイルになっていてコントローラ操作に最適化している。キーボード&マウス操作には向かないと思う。
それからクラフト要素があり、ちょっとLast of usのクラフトのシステムに似ているのだが、主人公であるアリシアをパワーアップしたり、消耗品ではあるが、武器として使える薬剤のようなものを制作できたりする。
前出の通りグラフィックはとても精細なのだが、特に太陽光の感じが凄くリアルで、良く夕方・朝方に太陽の光を浴びると、眩しいだけでなく、全身が包まれたような感じがあるが、このゲームでも、本当に太陽光に包まれるような印象をうけた。多分逆光とかなにかの技術なのだと思うが、他では感じたことのないリアリティで素晴らしいと思った。後で気がついたのだけど、このディベロッパーはMicrosoft flight simulatorの開発元でもあるみたいだ。さすがの技術にちょっと納得。
しかしながら、ゲームとしてみると、システムやデザインに多少の問題を感じた。
1つは、アリシアの攻撃手段がスリングでの石の投擲と消耗品である薬剤利用に限られており、パンチやナイフ攻撃のような、資材を消耗しない攻撃手段がないことだ。
そのため敵の排除がステルスからの消耗品の利用に限られてしまい、戦いにおいて物資の節約や、どのように戦うかの戦略性がほとんどなくなってしまっている。
さらに消耗品を使った攻撃しかないため、敵を排除するのに必要な資材が、その辺りに必ず配置されており、節約する意味がない。そうしないと物資不足で進行不可能になってしまうから仕方ないのだが、ゲーム進行も一本道のため余計に戦略性や工夫の余地がなく、正解が一つしかないパズル的な感じになってしまっている。
同じ理由から折角のクラフト要素もあまり意味がないものになってしまっている。クリアするだけであればその辺りに都合よく配置してあるものを拾えば攻略可能なのだから資材を節約してクラフトするメリットが生きてこない。
そんなわけでゲームとしてはちょっと問題があるように感じるのだが、映像の美しさ、中世ヨーロッパのエキゾチックな雰囲気、キャラデザインの巧みさ、操作感のしっくり来る感じなどがよく出来ており、それなりに楽しめるゲームになっている。
一方でもう一つ工夫かあれば、、、、例えばゲームとしての戦略性や、背景設定や主人公の動機づけに何かが加われば、傑作に化けた可能性を感じるのだが、そういう意味では惜しいゲームだ。
ま、とにかく終わってみると、最初は大量のネズミが気持ち悪かったのだが、後半になると一生懸命に生きているネズミが可愛く感じてきた。最後はちゃんとクライマックスがあり大円団があり、明るく終わる。良かった良かった。
・クリアまでのプレイ時間 15時間くらい
・私的評価 良作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)
名作と誉れ高い「悪魔城伝説」をクリア。感動した!
ファミコンの悪魔城ドラキュラの3作目、悪魔城伝説をクリアした。
このゲーム、往年のゲーマーの中では非常に評価の高いゲームであるが、当時その時代に小学生として過ごしてきた私は、何故かこのゲームをプレイしたことがなかった。
当時の私には2作目はプレイした思いがあるのだが、それが難しくてシリーズから離れてしまったのかもしれない。あまり存在を知らなかったように思う。
で、今回プレイしてみたわけだがこれはかなり良くできたアクションゲームだ。
美しいグラフィック、否が応でもにも盛り上げるドラマティックな音楽、バシバシっと気持ちの良い効果音、一見高難度でいながら繰り返しプレイや戦略を立てることにより何とかクリアできる難易度、そしてシリーズのスパイスとしてのドラマ、素晴らしい…。
やってみて思ったのだが、最近のゲームのグラフィック向上は素晴らしいのだが、マシンの性能が悪いからと言って、美しくないということは無いのだ。ということをこのゲームのちょっとB級的でかつな美しいグラフィックを体験して、改めて思った。考えてみれば世の中のアートには必ずしも高精細なものばかりでないし、非常に単純な色や構造で構成された作品もある。結局は色やシーンを含めた開発者のセンスだということだ。
それから、B級的というのは、敵キャラやボスにも言えることだが、定番的な恐ろしいモンスター、例えばフランケンシュタインとか、ミイラ男とか、メドューサ、ミノタウルスといった、ヨーロッパやギリシャ神話などでお馴染みで、且つ恐ろしい怪物ががたくさんでてくるのが、B級的な感じもしつつ、何となく美しいという点に貢献していると思う。
そしてゲームバランスも素晴らしい。基本的に難易度は高いのだと思うのだが、ラルフ・ベルモンドのムチに加えて、複数のサブウェポン選択、それから今作から導入された仲間への切り替えシステムが、状況やボスキャラに合わせた戦略性を生み出している。
本作では、壁や天井に張り付くことができる盗賊のダナスティ、謎の多い魔術師であり圧倒的な攻撃力を誇るサイファ、そしてコウモリに返信して飛ぶことのできるアルカードと道中で出会うことで、仲間として一人だけ連れていくことができるのだが、これらの人物を仲間にする過程も、当時のゲームとしては非常にドラマティックだ。
また、本作では3人の仲間の選択に、ステージの分岐も組み合わさっており、クリア後も別ルートからの探索が楽しめる。
探索といったが、この1本道的なアクションゲームに少しの探索要素・やりこみ要素が加わっている、というのが、非常に心地よい。
色々なレビューサイトを見ると、どうもおそらくルート・仲間選択は、ダナスティが一番低い難易度で、その次がサイファで、一番むずかしいのがアルカード、ということになっているようだが個人的には、攻撃が強力なサイファが一番クリアしやすいように感じた。
サイファは少々打たれ弱く、通常攻撃の射程も短いのだが、サイファの3つの魔術のうち、ホーミング機能を持った光弾が強力である。本来主人公のラルフ・ベルモンドをプレイしているときに十字架がでる場所で、代わりにサイファ光弾がドロップするのであるが、そこでサイファに切り替えて光弾を入手、サイファが苦手な場所では、再びラルフに変更してサイファの光弾をボスまで温存、というパターンが強力だと感じた。また、サイファの背景には開発者の隠しストーリーがあり驚いた。
また、巷では攻撃力が低いため「弱い」とされるアルカードだが、ラルフ・ベルモンドのムチとは異なり、アルカードの3方向ショット攻撃は至近距離から放つと、連射が効く性質があるためため、時と場所によってはかなり強いキャラだと感じた。またコウモリなど小さい飛行生物などラルフが苦手とする魔物に対してアルカードの3方向ショットは強力である。また、アルカードのルートでは悪魔城へ地獄のような地下から侵入するのであるが、このおどろおどろしいルートを、ラルフのみで踏破するのは少々難しい。しかし全てルートを踏破してエンディングを見たときの達成感!やったぜ!
そんなわけで大満足のゲームだった。最初は1つのキャラでクリアしたらもういいか。と思っていたのだが、絶対にすべてのキャラ・ルートをやったほうが良い。全然違う戦略と雰囲気のゲームが楽しめるのだから。
・クリアまでのプレイ時間 10時間くらい?
・私的評価 傑作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)