今更だが、初代トゥームレイダーを制覇!面白いが少し単調な面も。
このゲームはplaystationのゲームという印象だったが、プレステが世の中を席巻してたころ、ちょっとゲームから離れてたし、ニンテンドウ64のほうを買ってしまったので、やったことがなかった。
洋ゲーテイストなので、それも当時は敬遠する要因にもなったかもしれない。
発売は1996だから随分昔のゲームだけど、最新のゲームをやっているとレトロゲームがプレイしたくなり、steamのライブラリに何故か入っていたこのゲームをプレイすることにした。何故持っているかは、わからない。セールのときにでも買ったのかもしれない。もしかしたら無料だったのかもしれない。
ゲームの内容は、有名なトレジャー・ハンターのララ・クロフトの最初の冒険。3Dの箱庭空間の中を飛んだりはねたりしながら、地下迷宮の探索と、足場の狭いところでのジャンプや掴まりアクションなどが楽しめる。
トラやコウモリ等の敵キャラは両手のピストル二丁で排除する。
ララは、後方を除く270度くらいの範囲なら敵を認識し、自動で狙いをつけてくれるので、動き回りながらバンバン撃てば良く、撃ちまくる楽しさが得られる。後になればより強力な武器も。
昔はララじゃなくてレイラと呼ばれいたというような話があるが、ゲームの中では「ララ」と呼ばれていたな。
感想だが、良いところはまず、やや難しめのゲームバランス。割とすぐ死ぬ。しかしセーブはどこでもできるので、リスタートのリスクは低い。もう少し難しくても良いくらいだ。
それから、ララの癖のある操作性だが、慣れるとキーボードで自由に操作できるようになる。画質はかなり粗いのだが、ララのモーションだけ妙にリアルにできていて、動かしてして楽しい。ところどころに差し込まれる音楽もグッド。
全体として面白いゲーム・システムだが、一方で後半はやや単調に感じた。また、弾薬が多くもう少し、節約が必要なくらいのサバイバル感があったほうが良いと思った。
最初はララをラジコン操作しながら敵を驅逐するのが、難しく感じたが、ララはかなりの広範囲の敵を自動照準してくれるので、ぴょんぴょん宙返りしながら二丁の拳銃を撃ちまくるのを覚えると、ほぼ敵キャラは雑魚になる。
楽しいのだが、ちょっとチャレンジとして物足りなく感じた。
弾薬をもっと少なくして、手榴弾みたいなサブウェポンがあったり、戦いにバリエーションがあればもっと良かったんじゃないかな。
それから字幕がないのでたまに差し込まれるストーリーで、英語で何を喋っているかわからなくて、ちょっと没入しにくかった。
このゲーム、総じてゲームシステムはかなりよく出来ているが、今プレイすると後半少しダレると感じる。ララのキャラは素敵だけどね。
このゲーム、多分当時は画期的だったのだろうなと思う。多分ポリゴン3D探索シューティングゲーム(そんなジャンルはないが)のパイオニアとして多分凄いゲームであるが、その数々の発明・長所が現代主流のゲームの中に脈々と受け継がれてしまい、一般化してしまったのだろうと思う。だから「良く出来てる」という印象になってしまうのだろう。
今プレイするとした場合の評価は名作としたが、おそらく傑作だったのだと思う。
・クリアまでのプレイ時間 20時間くらい
・私的評価 名作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)