Wizardry III: Legacy of Llylgamynをついにクリア! 3部作の最後に相応しいシンプルなパズルゲームだった。
ずいぶん前に初めたWizardry III: Legacy of Llylgamynを今しがた、ついにクリアした。
やったぜ!!
ポートはPC98版である。長い旅だった。始めたのはいつのことだろうか。
前作、Wizardry2のセーブデータのタイムスタンプを見ると2017年12月になっている。多分その直後に始めたから、2018年から2023年4月現在まで、5年半くらいか。楽しかった!
このゲーム、2つのパーティーを育成する必要があることから、迷宮の階層が少ない割には、時間がかかった。それにやはり3作目ともなると序盤の戦闘がかなりきつかった記憶がある。
しかし、中盤以降、ある程度Wizardが成長して全体攻撃魔法を覚えるころには、その後あまり経験値稼ぎみたいなのは必要なく、迷宮を探索するうちに自然に上がっていく感じだった。
Wizardryシリーズは、正方形の20x20マスのダンジョンであるが、洞窟を思わせるフロアやいろいろなフロアがあって、飽きさせない構造になっているデザインは凄いなあと思う。
それから、この3作目は、アラビア世界や、宗教団体みたいなのがいて、少しエキゾチックな雰囲気がある。
それから各階にあるちょっとした謎掛け。
苦労してマッピングしたフロアで最後に謎に挑戦するというのが、とてもやりがいを感じる。
ファミコン版とかでは謎かけがカットされていると聞いたことがあるが、それはとても残念だ。これが面白いというのに!
ちなみにクリアに時間がかかったのは、上にも書いた宗教団体の施設みたいなところで、連続してそいつらが襲いかかってくるのだが、途中で全体攻撃魔法も、睡眠魔法であるKatinoすら尽きてしまい、脱出できなくなったからだ。
そこで1年位放置し、また最近やり始めて、魔法効果のあるアイテム等を駆使してなんとか帰還することができたというわけである。キツかった。たぶんあの施設がこのゲームの最難関なのではなかろうか。
それとある行動をしてしまい、メインキャラの1人のHPの最大値が半分くらいになったのもきつかったな。幸いそれはレベルを1つ上げれば解消されるゲームシステムだったので救われたが、そのときは分からなかったしずっと続くと思った…。
さてクリア時の最終的なレベルは11から12くらいだった。
最終イベントを達成して、城に帰ったら、最も高いレベルのファイター(私自身の名前を持ったキャラだった)が一応の最高レベル???の目安っぽい13レベルに達した。
結局WizardやPriestは最高レベル7の呪文は覚えずにクリアに到達した。
最強魔法、Tiltowaitを放って見たかったけど、これもまた良かったと思う。
ちょっとネタバレっぽくて申し訳ないのだが、ちょっとでも知りたくない人はこの先を読まない方が良いが、クリア後にWEBで知ったのだが、最後は説明書にも書いてあるようにオーブを持って帰ることになる。しかし、オーブにトラップがあったようで、私はたまたま正しいのを先に入手して持ち帰ることができた。
ラッキーとも言えるが、オーブを入手するにはある試練を乗り越える必要がある。
この試練が、正解ルートにもトラップルートにもそれぞれ用意されているのだが、実は先に挑戦したのはどうもトラップの方だったようだ。
ただ、それが難しくてできなかったので、先に正解ルートのほうをトライして成功したというわけだ。
偽ルートのほうが、難しい試練だったと思うので、そのあたりも開発者の意図だったのかもしれないなあと感じた。
次は問題作、Return of Wardnaだ!
・クリアまでのプレイ時間 20-30時間くらい?
・私的評価 名作 (傑作・名作・良作・凡作・駄作の5段階)